2023年02月02日(木)

Cocoroほっこりコンサートを開催しました!

数年ぶりの寒波で厳しい寒さが続いています。
晴天の澄んだ空気に陽の光が眩しい1日となった1月29日(日)、
和光市民文化センターサンアゼリア前の市民広場を中心に
和光市商工会主催の「和光のほっこり鍋」イベントが開催されました。
それに合わせて、大ホールでは入場無料の声楽コンサートである、
「和光市文化振興公社presents『Cocoroほっこりコンサート』」を開催しました♪

『Cocoroほっこりコンサート』は、和光市ゆかりの童謡詩人「清水かつら」の曲を中心に、
日本の歌によるミニコンサートを通して、清水かつらの功績を広く知っていただくこと。
また、普段はコンサートに足を運んでいない方たちにも、
気軽にコンサートを体験していただくことを目的として開催しています。


第一部では、和光市内で清水かつらの歌を「ふるさとの歌」として歌い継ぐ活動をしている
「うずら児童合唱団」が登場です。
この日は、「わらべうた」ってな~に?からスタート♪
昔、子どもたちが遊びの中で、いつの間にかくちずさんでいた「わらべうた」。
明治時代に学校が出来ると「唱歌」が生まれ、
その後、子どもたちが歌いやすく親しみやすいようにと「童謡」が誕生しました!
そして、たくさんの作品が私たちの心の温もりとなって今も歌い継がれています。

続いては昨年8月の「清水かつら記念 第19回 日本歌曲 歌唱コンクール(主催:当公社・和光市)」で
第2位に輝いた西谷衣代さんが登場。
1月のコンサートということで、今年の干支である兎が登場する清水かつら作詩の「靴がなる」から。
そして、今年生誕100年を迎える中田喜直作曲の「悲しくなったときは」など、
日本語の美しさと落ち着きのある優しい歌声がホールに響き渡り、心をほっこりさせてくれました♪



第二部では、同じく「清水かつら記念 第19回 日本歌曲 歌唱コンクール」にて、
第3位に輝いた岡田美優さんと、第1位の栄冠に輝いた井上華那さんが登場しました。

岡田美優さんは、小学生のとき、当時「全国『叱られて』歌唱コンクール」として開催していた、
「清水かつら記念 日本歌曲 歌唱コンクール」の子ども部門で「みどりのそよ風」を歌い参加。
そして、清水かつら作詩の「𠮟られて」に魅力を覚えたそうです。
歌声だけではなく全身から歌が好き!という気持ちが伝わります♪

井上華那さんは、第1位の貫禄たっぷりに優雅な歌声を披露!
「春」をテーマにしたプログラムで、会場を華やかな世界に導いてくれました♪
江間章子作詩「花の街」では、戦争が終わり、瓦礫の山と一面の焦土に覆われた地で、
いつかこの街がハイビスカスなど の花が浮かぶ美しい花の街になればいいなという思いを!
そして、清水かつら作詩「あした」では、この演奏を通して、
明るい未来へ希望を持って欲しいという思いを込めた温かい歌声で、感動と勇気を届けてくれました♪


来場されたお客様は「和光のほっこり鍋」でおなかを満たし!
合間にホールで童謡や日本歌曲を中心とした日本の歌のコンサートで、
心を満たしていただけたのではないかと感じています。

[CLOSE]
Copyright (C) サンアゼリア. All Rights Reserved.