2023年04月25日(火)

和光市民文化センターサンアゼリアと十文字学園女子大学による協働プログラム
「未来につなげよう音楽の輪~楽器と体で生み出すハーモニー~」を開催しました!

 3月29日(水)和光市民文化センターサンアゼリア小ホールにて
「未来につなげよう音楽の輪~楽器と体で生み出すハーモニー~」を開催しました。

本公演は、(公財)和光市文化振興公社と十文字学園女子大学の相互協力協定に基づく、協働プロジェクトとして開催されました。
協定により、相互が有する資源や人材を活用し包括的に事業を展開していくことで、更なる文化振興を目指し活動を行っています。
 

十文字学園女子大学児童教育学科久保田葉子ゼミナール3年生により企画されたこの事業は
令和4年4月よりスタート、
令和5年3月の公演をゴールとして一年を通じて遂行されました。

企画の一環として、学生たちは楽器と体で生み出すハーモニーをテーマにICT教材を作成。
ICT教材とはタブレットなどのデジタルデバイスを活用することで従来の紙媒体では不可能だった「動画」や「音声」を使った教育が可能となる教材のことです。

ICT教材 体を動かしながら鑑賞するトレパーク
トレパークとは、ウクライナ地方の農民による踊りで、とても活気のある曲です。
体を動かしながら音楽に合わせてボディパーカッションで演奏しています。

ICT教材 色々な国の言葉で歌う「小さな世界」
「小さな世界」では、歌を通じて外国の文化に関心が持てるよう日本語・英語・ドイツ語の3か国語で歌い、フレーズごとに解説をしています。

教材を作ったノウハウをもとに
昨年の12月には新座市立大和田小学校で4年生を対象に訪問授業を実施。
その授業での子どもたちの反応や学生達が感じたことをもとに3月の公演プログラムの見直しを行い
本番への準備を重ねました。

そして迎えたホールでの公演本番!

ステージでの司会進行や演奏
お客様を迎えるロビーでの受付なども全て学生たちが中心となって行われます。

誰もが一度は耳にしたことがある曲やソロでの演奏など様々な曲を披露。

ICT教材でも取り上げた
チャイコフスキー作曲 バレエ「くるみ割り人形」より“トレパーク”では
「私たちに合わせて一緒に体を動かしましょう!」と学生の呼びかけに子どもたちがステージ前に集合!
音の高さや強弱、フレーズやテンポに合わせて手を動かしたり、足踏みをしたりと全身を使って演奏に参加しました。
「小さな世界」でも手話の要素も取り入れながら、一緒に歌い共演しました。

そしてスペシャル・プログラムとして
東日本大震災の復興支援ソングとして作成された「花は咲く」をお届けしました。
女声3部合唱による歌唱に、アコーディオンでの素敵なアレンジも加え演奏しました。

多くの来場者を迎え、公演はとても盛り上がり幕を閉じました。


十文字学園女子大学ホームページでもコンサート開催報告が掲載されています。
未来につなげよう音楽の輪~楽器と体で生み出すハーモニー~

公社では、今後も地域音楽活動等の分野で相互の発展に資するため連携・協力をしてまいります。
引き続きご理解ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。

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